縄文の「美」

すごかった。
正直、縄文時代の「文明」に深く心を揺さぶられました。

遺跡を保存すること、
歴史を後世に継いでいくことの大切さを思わずにはいられません。

土器や石器、土偶や装身具などのさまざまな道具はとても力強く、
宇宙とのつながりを濃く感じる神秘的な魅力にあふれていました。

まるで炎が暴れ狂うかのような「火焰型土器」の造形や
個人的には、どうしても宇宙人としか思えない「遮光器土偶」など、
謎だらけで、面白くて、じっと見入ってしまうことしばしば。

日本各地で、ある時代の人々が、
こうした品々とともに育んでいたと思われる暮らしや技、その思いを想像しました。

古代から、中国や朝鮮から文明や制度を取り入れてきた日本ですが、
その源流にこうした「文明」や言葉があったことを思うと、
その壮大な文化と美の心を、
今の時代にも受け継いでいきたいと素直に思います。