広島で国会議員討論会

8月5日、問題山積みにもかかわらず、3日間で国会閉会。

気持ちを切り替え、広島へ向かい、
77年目の広島原爆の日を迎えるにあたって開かれた討論会に
れいわ新選組を代表して出席しました。

●討論会「核兵器のない世界に向けた日本の役割」

主催の「核兵器廃絶日本NGO連絡会」の皆様ありがとうございました。

各党党首クラスの方々ばかりでしたが、私は、核兵器禁止条約の
ウィーン会議の声を中心に日本の役割の重要性を訴えました。

「唯一の戦争被爆国として 核兵器禁止条約に参加すべきです。核兵器のない世界というのは、決して理想論ではありません。ウィーンでは核抑止の政策は正当化できないというメッセージも出されています。

第1回締約国会議に米国と軍事同盟を結ぶオーストリアやNATO諸国も来ており、「核の傘」の下にいる国も議論に参加していました。日本はオブザーバー参加もせず、核廃絶にどれだけ本気なのかと世界から思われています。国会で超党派の議員連盟を立ち上げたいと考えています。」

討論会終了し、ウィーンで一緒だったICAN Japanはじめ
NGOや若者グループの皆さんとも再会しました。
こうした若者世代が、被爆者の声を受け継ぎ、
核兵器のもたらす非人道性を訴えて活動していることは
本当に心強いです。

ロシアのウクライナ侵略により、日本でも勇ましい声が政治家の
一部からも聞こえてきます。しかし、

核抑止力の拡大や核シェアリングがいかに非現実的か。
国会で核兵器禁止条約に関わる議論をすすめ、
「核に頼らない安全保障」の政策議論を
ぜひとも深めていきたいと思います。