グリーン温暖化対策


党のエネルギー・環境調査会が始まり、今日は2回目のWT総会を開きました。調査会の3本柱のひとつ、「グリーン・地球温暖化対策WT」の事務局長代行を務めていますが目が回るような忙しさです。

それもそのはず。経産委員会理事と政調会長補佐の新たな仕事をいただき、短期決戦で臨む臨時国会中に法案3本、来週初めは福島にて復興会議。さらに今回のWTでは年末までに政府が策定する「グリーン政策大綱」、すなわち、再生エネルギーと省エネルギー、需給調整の3つの施策について急ピッチで党側の提言をまとめています。

再生エネルギーでは、7月にスタートしたFIT法の政策効果を検証しながら普及拡大をすすめるための規制改革や系統強化が大きな課題ですし、節電・省エネルギーでは311以降の国民のみなさんや事業者によるたいへんな努力と工夫の成果をしっかり新産業と雇用につなげて経済再生のエンジンにしていくことが使命です。需給調整ではこれまでのスマート技術の実証を、まさに家庭などの点のみならず地域レベルで面的にして展開していくことがキーだと思っています。

まもなくCOP18も、今年はカタールで始まります。京都議定書の第一約束期間も今年で終了します。福島の原発事故を経た日本の2013年以降の温暖化対策について、世界も注目するなかで実りある議論をしていきたいと思います。