カウントダウン ZERO

20101020 カウントダウン ZERO

20日、「核軍縮・不拡散の議員連盟(PNND)日本」の総会に出席。ドキュメンタリー映画「カウントダウンZERO」の試写会が議員会館内で開催され、前原外務大臣より挨拶。

これは、アル・ゴアの「不都合な真実」のスタッフが製作したことでも話題になっている作品。核兵器の全廃をめざす活動を国際的に広げようと作られたドキュメンタリーで、核兵器の広がりや使用の可能性などの世界が置かれた危険な現実を暴いていく衝撃作です。

日本は唯一核兵器が使用された国として核廃絶をめざしながらも、核兵器の問題に対してどうアプローチしていくか、なかなか議論が進まないのが現状でもあります。具体的にどこをめざして活動していくのか、超党派で核軍縮・核不拡散をめざすのが本議連の役割。この日は、軍縮や核廃絶で活動するNGOや市民も多く参加していました。

映画「カウントダウンZERO」 
ゴルバチョフ元旧ソ連大統領やカーター元米大統領などの証言をもとに、世界に約2万3,000 も存在するという核兵器の脅威を伝えるドキュメンタリー。現在、核兵器保有国は9か国、核兵器開発の技術を持つ国は40か国。テロリストも核を手にすることができるという実態について、ブレア元英国首相、ムシャラフ元パキスタン大統領など、各国首脳や元CIA工作員が語る。2011年春、TOHOシネマズ六本木ヒルズほかにて公開予定。