ライフ・ワーク・バランス

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寒波到来。受験生の皆さん、頑張ってほしい。

お焚き上げで菅原神社へ朝一番にお参りして、今日は多摩へ。途中偶然、コンティ多摩センターにて、米国情報誌Forbesでも紹介された山本マーク豪社長とお会いして、ソーシャルデザインとして健康&文化の場づくり、まちづくりの話で、ひととき、盛り上がりました。

「働きかた改革」について思うこと。それは、ある意味、「生きかた改革」といえるほど、幅広い視点をもって国会審議をすすめて欲しいと思います。ライフとワーク。ライフには、生活だけでなく人生、いのち、という意味も含まれます。

長時間労働の是正はもちろんですが、それが単に、時間や数字の目先の議論に終始するのではなく、人口減少と超高齢化を迎える時代に、

日本はどんな成熟社会をめざすのか、
豊かさ尺度や仕事評価の基準はなにか、

そのためにどう働き方を多様化させ、
それを支える税制や法律をどうするのか、
残業は減らしても所得を増やすための賃金制度の工夫はなにか、

そんな本質的な議論から始めてほしいと思います。

健康や文化、家族との時間を大切にできるライフと、それを支える所得とやりがいあるワーク。労働分配率を高めて、残業を減らしても給料は上がるしくみをなんとしても作りたい。すでに様々な企業の先進例もあります。

昔から、私はすぐ、言い間違えてしまうのですが、
ワーク・ライフ・バランスとは、
ライフが先でワークが次にくるのでやっぱりいいんじゃないかな。

マーク豪社長が言っておられたことにも通じます。「人間の寿命は延びているけれど、社会的寿命こそ延ばすべき」。

ちなみに、2025年までにすべての団塊の世代が75歳を超えて、東京は高齢者人口が爆発。多摩市は最速のスピードだけれど健康寿命はトップクラスの町として、現役世代のときから健康、文化や生きがい、社会や人との関わり、そんな尺度で人生の幸福度を向上させ労働生産性をあげていけるよう、政治も意識を変えていくべきでしょう。

(大野まさき市議と早朝、唐木田駅にて。最新ニュースを配布しています)