子どもの権利条約の国内法を!

こどもの日です。
「子どもの権利条約」を日本が批准して28年も経ち、
ようやく国会で、基本法案の議論が今頃始まるという遅れぶり。
25年以上のデフレと賃金下落という経済不況と、
少子化が進行してきた年月と重なります。
こども園で、子どもたち手作りの鯉のぼりが空に泳ぐ姿を見ながら、
今こそ積極財政で、子どもファーストの政策を実行させなければと決意しました。
保育士はじめ幼児教育関係者から話を聞きました。
保育士の配置基準の問題や、給与が安すぎるという問題はもちろん、
「子どもの意見を聞く」をいかに具体化するか。
0歳児にも表現があり、意見がある。
近くの大人が聞き取ろうとしなければいけない、それが保育の世界と。待っていても聞こえない。大切な学びです。

鯉のぼりに、子どもの生きる力を感じました。
子どもの権利を守ることは、すべての人の権利を守ること。
子どもは、ただ守られるだけではありません。
権利の主体であり、子どもには「生きる力」があります。
その力を、いかに伸ばすのかが大人の役割であり、
それを支えるのが政治の最大のつとめであることを、
あらためて、深く考える日となりました。
GW明けに予定されている、
「こども家庭庁法案」の国会審議にしっかり繋げていきます。