馬淵澄夫氏と講演会

解散から一夜明け。
本日はパルテノン多摩にて講演会です。
題して「首都直下地震の危機管理」-福島原発内の入域報告- 〜第一原発・4号機建屋の現実〜
講師には元国土交通大臣・馬淵澄夫氏をお招きしました。

馬淵澄夫氏は内閣総理大臣補佐官・原子力発電所事故対応を担当。昨年6月、国会議員としてはじめて厳しく立ち入りが制限されている福島原発へ入域。事故当時稼働していた第1原発の地下水汚染を封じ込める地中30mの深さの地中壁の境界や4号機核燃料プール補強の確認を行いました。

国の危機管理体制の脆弱さに唖然としたこと。
政治生命ではなく本当の命をかけて94日間原発と闘ったこと。
そしてヒバクしてしまったこと。
まさに、その現場に入られた方でしか語ることのできない気迫の内容に、会場の多くの皆様が耳を傾けてくれました。

更に本講演会では当初の予定に入っていなかった解散という動き。
野田総理の「マニフェストはもう出来たのか?」という声調が日に日に変わっていった…と、野田総理の側近としていらっしゃった馬淵氏に、その舞台の裏側についても話していただきました。

合わせて会場の皆様からも民主党のあり方、政策についてご意見ご鞭撻をいただき、年金問題やTPP、民主党のマネジメント力、今後の選挙における争点などの意見交換を行ない、非常に有意義な講演会となりました。

その後は、急遽、多摩センター駅前に移動。小雨降る中、馬淵氏と街頭演説を行ないました。

来たるべき闘いに向けて、今後ともお支えいただきますよう、よろしくお願いします!