町田医師会・所見発表会


5日夜、町田市医師会で行われた「医療政策等の所見発表会」に出席させていただきました。医療、社会保障などに対する私の政策や考えについてお話し、意見交換をさせていただく、たいへん貴重な場となりました。先生方、ありがとうございました。

この3年間に医療分野の政策は大きく変わっています。過去の政権末期に深刻化した「医療崩壊」を食い止めるための政策をまず実行してきました。

例えば、小泉政権方針の社会保障費2200億円削減を撤回です。かつて5年間で1.1兆円にもおよぶ医療や介護予算の削減方針を放置しておくわけにはいきません。さらに過去6.7%もマイナス改定になっていた診療報酬については10年ぶりに2期連続でプラス改定させていただき、病院の経営や医師不足や看護師などの勤務条件を改善に努めてきました。

また国民や子どもたちを感染症から守るため、子宮頸がんワクチンや新型インフルエンザ菌b型ワクチン、小児用の肺炎球菌ワクチン接種の公費助成を実施し、高額のために予防接種できる人が限られていた状況が変わりました。

不妊治療の助成を拡充したり、妊婦健診の公費や妊娠・出産時の手当てをアップする施策など、さらに少子化対策は、わたし自身、力を入れていきたいと思います。

今回は、「控除対象外消費税」とTPP参加が医療制度に与える影響などが意見交換の大きなテーマでした。20年来、実現しなかった消費税問題の検証の場が中央社会保険医療協議会において設置されるなど、課税上の手当てふくめて、しっかり議論を深めてまいります。

医療を支える現場の皆さん、患者の皆さんの意見に耳を傾けながら、真に国民の健康や命を守ることのできる医療制度をつくるため、これからも学び、実践してまいります。