東京都のエネ・環境

29日、わたしが事務局長代理を務める「スマートグリッド推進議員連盟」の会合を開き、東京都環境局による省エネルギーなどの先駆的な取りくみについてヒアリングしました。 東京都はオフィスビルも対象とする都市型の世界初の排出量取引制度を導入しており、2002年から始まる温暖化対策計画書制度の取りくみが311後の節電や省エネ対策に大きな役割を果たしました。 昨年の夏、東電管内では節電目標15%に対して18%を達成しています。省エネやスマート化をすすめるにあたって、もう一度、CO2排出量のキャップ&トレード制度がもつ社会的効果や重要性に注目し、国は地方自治体と協力しあいながら活発な議論をしていく必要があると思います。 低炭素、快適性、防災力の3つを同時に実現する「スマートエネルギー都市」の実現に向けて、国内で先駆的な取り組みを続ける東京都の現状についてお話をする機会を得ました。