水素エネルギーの街

16日から17日にかけて、北九州と福岡の水素タウンをたずねました。

八幡製鉄所の東田地区は、全国で唯一、送電網を独自に有しているので、コジェネ・水素・太陽光・風力など、多様なエネルギーで分散型の自立したエネルギーコミュニティが実現しています。

エネルギー効率のいい特区ですから、多くの企業の進出し、住宅価値も高い、次世代の街の姿がありました。市内の一般街区の比較して、CO2は50%削減するとのこと。

「地域“節電”所」(写真右)にはたいへん興味を惹かれました。

電気予測をして各事業所や家庭へデータを送り、プライシングをかけてピークシフトする。通常、24円/kwhなところ、50円だと15%、75円だと25%、150円だと50%以上の効果が実証されています。ちなみに、夜間は6円。

「見える化」とタウンマネージメントで、エネルギー効率が30%高くなり、かつ、コミュニティで融通しあいシェアをすることでさらに消費削減が可能。

また、全国初の水素自動車用ステーションに立ち寄り、安全対策なども確認。日本各地のガソリンスタンドで「水素」が選べる将来も近いかもしれません。