多摩市の屋根貸し太陽光

多摩市職旗びらき+

写真は、16日、多摩市役所で働く皆さんの新年会に出席したときのもの。阿部ひろゆき市長の挨拶中です。市民派市長。初の民間出身の市長として務められて、まもなく早4年。

私の現職時代に多摩市民の熱い思いを後押しした事業が、まもなく、市長はじめ多摩市行政側と市民のあいだで正式調印(2月5日予定)となる運びになりました。嬉しいです。

それは、「屋根貸し・太陽光発電設置事業」。多摩市の公共施設やコミュニティセンターなどの屋根を中心に、ソーラーパネルを設置して、都市型の再生可能エネルギーを促進していこうというもの。

もともと、約1年半前、環境省の「地域主導型・再生可能エネルギー事業化検討業務」について全国公募8箇所から選ばれたうちのひとつが、一般社団法人・多摩循環型エネルギー協会の市民ファンドによる太陽光発電事業のプロジェクト案。私は、環境省とのあいだに立って、分散・自立型エネルギーを拡大していくことに加え、地域コミュニティの再生や若者の雇用創出にも目をむけた市民の皆さんの思いを実現するため走り回りました。

その協会の皆さんを中心に、その後、多摩電力合同会社を設立され、大学や施設にパネル設置をすすめてこられた市民の皆さんのがんばりに心から敬意を表します。これから、多摩市全域に、公共施設の屋根貸し太陽光発電モデルが広がりさらなる成果を上げられることを期待します。ガンバレ!

 

 

 

摩市役所で2月5日、阿部裕行市長、多摩電力合同会社の山川陽
一代表社員、一般社団法人多摩循環型エネルギー協会の桃井和馬代
表理事が「市所有施設の屋根貸しによる太陽光発電設備設置事業」
にかかる基本協定の調印式を行いました。同事業は、当会が環境省
から委託された「地域主導型再生可能エネルギー事業化検討業務」
の枠組みで約1年半、市や専門家、識者を交えた協議と検討を経て
、多摩電力が市民出資で公共施設の屋根等にソーラーパネルを設置
するというもので、多摩市も「市内全域へ太陽光発電設備の設置を
推進するためのリーディングプロジェクト」と位置づけています。

 

集合住宅等の屋根貸し太陽光発電モデルをテーマとするパネル討論
も予定しています。これまで多摩市と、公共施設の屋根貸し太陽光
発電モデルや、環境省委託業務の事業化検討協議会など、さまざま
な協議、協働を行ってきた成果を発表する場にもなります