寺島実郎さん講演
8日夜、都内にて、寺島実郎さんの勉強会に出席。かねてより、尊敬する寺島さんのお話を久しぶりに少人数でお聞きする貴重な機会でした。
多摩大学の学長でもあり、多摩地域と研究機関の連携する新たな取り組みについても伺いました。また、民主党政権で始まった「キャンパス・アジア構想」は、いまも継続され推進されているという話は希望がもてます。日中韓の大学の単位互換協定のことですが、現在約800名が参加。もっと数を増やして、EU統合の基礎となった人材育成モデルの東アジア版をすすめ、経済のみならず、若者の相互理解を広げ将来的なネットワークが培われる機会となるよう期待したいと思います。
さて、隣国との歴史認識問題が再燃していますが、寺島さんが分析されている、日本の近現代史を17世紀のオランダからみる視点はとても興味深いです。日本は、江戸時代に鎖国していたことによって国の「自立」が可能になったという、さまざまな角度からの事例研究。私が、いま学んでいる小林秀雄著「本居宣長」の国学や『古事記伝』の世界もこの頃です。
中国や韓国との関係の歴史をみる視座も、明(漢民族)や清(女真族)、李子朝鮮の時代と、徳川時代からみていかないと、歴史の本質にはせまれないと思いました。
おすすめの新著 「リベラル再生の基軸 脳力のレッスンⅣ」(岩波書店)




