米軍施設・旧多摩火工廠
8月に入り、戦争と平和について特に考える季節が再びめぐってきます。今年は、安倍政権によって日本の防衛政策が転換され集団的自衛権の行使を認める閣議決定がされる最中、あらためて、多くの犠牲のうえに築かれてきた戦後の平和について深く考える夏でもあります。
3日には、パルテノン多摩で開催された、第23回多摩市平和展に行ってきました。南方戦線、沖縄、原爆で、犠牲になった多くの兵士や一般市民の悲痛な叫びが聞こえてくるような鉄の造形作品の数々でした。
また、多摩には、東京都とともに返還を求めている在日米軍施設の多摩サービス補助施設があります。米軍の多摩弾薬庫として以前使われ、その昔は、旧日本陸軍の火薬工場で「多摩火工廠」と呼ばれる場所だったのですね。多摩市と稲城市にまたがる丘陵にあります。
東京都内にある8か所の米軍施設のうちの一つで、赤坂プレスセンターとともに1999年から返還を求めていますが、実現のめどは立っていません。
多摩市では、森のように緑に囲まれ生態系豊かな場所なので、みどりの資源として公園化する計画を出していますが、ここの存在そのものを知る多摩市民はあまりに少ないのではないでしょうか。
返還を実現するためにも、身近なところにある、戦前から現在にいたる歴史や世界の戦争を支えてきた「サービス」の実態についてもっと多くの市民が知る機会を増さなければなりません。多摩市民の皆さんの努力で、今回は、わかりやすい平和展示になっていました。
9月には、くしぶち万里事務所主催で、旧日本陸軍が秘密兵器の開発を研究していた、明治大学生田キャンパス内にある「登戸研究所」を訪問する予定です。
ご一緒できる方は、是非。




