NPOとお金

１８日、町田のＮＰＯ連合会が主催する、「ＮＰＯとお金」のセミナーには多くの方が出席されていて、皆さん、真剣でした。それだけ、町に、市民のチカラが広がっているということだと思います。

しかし、それに反して、政府自民党は、改正ＮＰＯ法や寄付税制の拡充を後退させようという動きがあります。理由は、法人税減税のための財源確保ということです。

安倍政権の姿勢が、アベノミクスはじめ大企業優先なのは明らかですが、今や、地域コミュニティを支えるのに欠かせないＮＰＯの各分野の活躍を削って、そこから税金を企業側に回すことは、経済再生にとっても、社会の安定にとっても、まったく本末転倒であると言わなければなりません。

ＮＰＯが携わる事業や活動には、その先に、どれだけの多くの人たちがその活動に支えられているのか、想像する必要があります。

寄付文化を広げ、人と人が支えあう社会に逆行することは絶対に認められません。