3.11から、6年

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3.11大震災から、6年。あのときのこと、10日後の被災地でみた光景、人びとの声、忘れることができません。

その3ヶ月後、陸前高田の長部小学校へ、多くの皆さんの被災地支援の力をいただき設置した太陽光発電パネルの取り組みが、いわば、私にとって最初の自然エネルギー推進のきっかけになりました。

昨日午後は、100%自然エネルギー推進円卓会議@衆議院第一議員会館、夜は地元にて、放射性廃棄物の最終処分場をめぐるドキュメンタリー上映会。パリ協定も発効し、エネルギー問題を考える日に。

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福島からも地域のエネルギー自立をめざす会津電力、飯館電力の事業を立ち上げた佐藤彌右衛門さんもいらしていました。

経済性やコスト面からからみても、世界はますます再生エネルギーを成長産業として次の時代をつくりつつあります。

思い返せば、私の初めての国会代表質問は、地球温暖化対策基本法案。そこから、再生エネルギー促進法(全量固定価格買い取り制度)の議論がはじまり、3.11の原発事故を受けて成立にこぎつけます。戦いでした。

しかし、自民党政権に戻り、このかん法律の内容もすっかり後退し、昨日政府の温暖化対策方針やイノベーションを後押しする政策は6年前となんら変わらず、驚きました。

福島の原発事故もいまだ収束していません。

民進党も、原発ゼロ基本法案を理念法にする方向という報道が出ていますが、むしろ、2030年までの具体的な行程表やビジョン、代替エネルギーの導入や省エネ推進など、社会や暮らしの将来像をしっかり示す、そして、この6年間に事業参入した企業や、被災地はじめ地域の市民と一緒に新たな世論を喚起し、前に進めていくことが、私は必要であると考えています。