「もののあはれ」
ずっと行きたいと思っていた美術展、
「『もののあはれ』と日本の美」展(サントリー美術館)へ行ってきました。
『もののあはれ』と聞くと、人生の機微や四季の自然の移ろいなどに触れた時に感ずる、優美で繊細なしみじみとした情趣を意味するものと受け止めていましたし、こうした日本ならではの心癒される美しさは大切な誇りです。
でも、最近それだけではないのではないかと、興味深いのです。
季節の移り変わりや夜空に輝く月の美しさはもちろんですが、それを愛でる人間そのものの感情や日々の暮らしのなかにある気持ち。日常の喜怒哀楽。人間関係。いつどんな時代も、古来から、それが原点なのではないかと。
わたしたちが受け継いできた日本文化の源泉にもっと近づきたいと思うこの頃です。


