「身を切る改革」はどこへ?

参議院の定数を6増やす」自民党の公職選挙法改正案が可決。
これは、あまりに、許せません。

もともと、消費税を5%から8%へ増税するときに、
国民に負担を強いるのであれば、
先に国会議員が「身を切る改革」がやるべきとして、
「議員定数削減」の議論が起こったのです。

そして、必ず「議員定数削減をやる」と安倍総裁と約束したからこそ、
2012年に当時の野田総理が、衆議院を解散して総選挙となり、
安倍政権が始まりました。

それを、急に、来年の参議院選で自民党の数を増やしたいがために、
公正でなければならない公職選挙法を、
たった3時間の衆議院委員会質疑で強行採決、法案成立させてしまいました。

議員定数削減を約束に、2012年解散した野田前総理はじめ
旧民主(進)党の野党党首、無所属の会、維新の党も含め、
全員揃って、怒りの記者会見をすべきです。
野党はバラバラになっている場合ではありません。

今年の通常国会は、あまりに酷すぎます。