311忘れない

あれから2年。震災直後に被災地入りしたときの筆舌に尽くしがたい光景は生涯忘れません。防災や危機管理、生命や人間愛を語るならば、すべての議員はここに立つべきだと心が叫んでいました。今日の14時46分はちょうど都内の電車のなかでした。静かに黙祷の後、数分して何のアナウンスもなく電車が緊急停車。防災訓練の一環だったのですね。ハードの訓練だけでなく、きっちり告知して、ひとり一人から防災意識を高めるソフトの訓練こそ重要です。

当たりまえのことが当たり前でないと感じ、311前と後で日本は変わらなければならないと多くの人が考えたのが東日本大震災でした。その教訓は、まちの復興やエネルギー政策でも、自然と共存すること、人や地域との絆や分ちあいということだったと思います。このかん、議員として、一市民として、被災地支援にむけて懸命に取りくんできましたが、復興はまだまだこれからです。

今日昼には福島から避難されている方々とお会いし、夜は町田から陸前高田の支援を続ける鶴の羽の会主催の集い「311私たちは忘れない」に参加させていただきました。ミュージシャンの白井貴子さんの被災地支援の語りと応援ソングは、被災者と支援者、支援者と支援者が心ひとつにつながる心温まるものでした。

忘れないというのは、つながることと改めて学びをいただいた一日でした。

復興を加速させるため、明日から3年目の一歩を踏み出したいと思います。

(3/11)