世界自然遺産の島
(夜に光るキノコ)
世界自然遺産に登録された小笠原諸島では、
海の青さや海中の魚たちに私は大興奮だったけれど、
それ以上に、
生態系をまもる森や不思議な生き物、
戦争、占領、返還に揺れた人々の激動の歴史、
東洋と西洋と南洋が混ざりあう文化を持つ島であることが、
深く私の心に残りました。
(愛作さんのご自宅にて)
小笠原愛作さん(ゴンザレス・アイサックさん)は5代目で、
島のすべてを知る牧師さん。なんと、立教大学の大先輩でした
帰って数日後、NHK World-Japanで、返還50年の特集がありました。
「OGASAWARA The Guardians of Paradise(小笠原 楽園の守り人たち)」
www3.nhk.or.jp/nhkworld/
同じ東京都のなかに、日本が近代国家として形成されていく過程で、
これほどの変化に見舞われた島の歴史があったことを、
私たちはもっと知る必要があると思います。
番組登場した6代目セボリーさん(瀬堀さん)には、
生まれたばかりのウミガメの赤ちゃんを海に放流することや、
光るキノコの不思議を教えていただいた。
夏の、すべての出会いに感謝です。