天皇陛下の誕生日会見

今上天皇の誕生日会見をあらためて拝聴しました。
戦争、沖縄、災害、移民そして国民と皇后陛下への愛情と労い。
全文を拝読する以上に、耳を使って拝聴すると、そのまま心に
響いてくるものがあります。

印象深かったのは、「沖縄の人々が耐え続けた犠牲に心を寄せていく」
思いは不変であると声をつまらせておられたこと。
長い苦難の歴史に加え、いま辺野古で強行的に行われていることにも
心を痛めておられると私には思えてなりません。

そして、「平成が戦争のない時代として終わろうとしている」と
涙ぐまれて語られたことに、平和への強い思いとその道のり、
これからへのメッセージを感じました。

大日本帝国憲法から日本国憲法へ。
先の大戦で多くの犠牲を強いた昭和だけでなく、
先の大戦に至る大正や明治にもその思いは及んでいたのではないでしょうか。

かつて天皇の名の下に多くの尊い命が奪われ、
アジアはじめ各地でも数え切れない犠牲を生み、
結果的に国が滅んでしまうという歴史の責任を、
今上天皇が皇位継承と同時に背負われたことの重みが
込められているように感じます。

「天皇としての旅」とは昭和天皇に代わり、
象徴として言葉にできない謝罪を行動で示された道のりだったのでは
ないでしょうか。

いまある平和は常のものではない、と私自身も胸に刻み、
次世代に伝えていきたいと思います。

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