小林秀雄に学ぶ道場
小林秀雄の旧邸、山の上の家にて、12月15日は今年最後の池田塾。
二期生として参加して、もう6年になります。
今日のトップバッターで、質問に立たせていただきました。
ここは、いわば「思考」の道場なのです。
小林秀雄に質問するつもりで、本から自問自答を準備し発表するのですが。
いやー、まだまだ修行が足りていないことを毎度突きつけられます。
今回の私のテーマは、
「歌の事」から「道の事」へ、どのように本居宣長はすすんでいったのか。
つまり、和歌や源氏物語から「もののあはれを知る」心を得て、
どのように古事記の解読へとつながっていったのか。
日本語の世界は、
ほんとうに、繊細で、深くて広い。
打ちのめされつつも、この歳になって、
こうして自己を鍛える場と学びあえる師や仲間がいることに心から感謝です。
そして、毎年恒例の忘年会は、
池田塾主宰者の茂木健一郎さんや、白洲信哉さんも揃って、
みんな、楽しく酔いながら語りあう夜に。
今年も一年、ありがとうございました。