2022年5月31日 くしぶち万里国会ニュース 第2号

今こそ消費税ゼロを!総理は「鬼」

27日(金)原油価格の高騰対策などを盛り込んだ2022年度補正予算案が衆議院本会議で採決され、

与党と国民民主党の賛成多数で可決され、参議院に送られました。
それに先立ち、27日午後にくしぶち万里が衆議院予算委員会にて質問に立ち、

岸田総理に「消費税の廃止、最低でも引き下げ」を求めました。
れいわ新選組としては、結党以来初の予算委員会の質問です。

前日から山本代表、大石政策審議会長、各事務所の政策担当スタッフと共に質問内容について議論をしておりました。
「まず物価が上がっているときには物価を下げなきゃいけない。

つまり、物価が上がった分、国がそれを吸収する、これをやるべきではないですか。

一番即効性のある方法、それは消費税を下げることです」
なぜ消費税減税という話にならないのか?
私たちの想定した通り、岸田総理は「社会保障の財源として消費税は必要」と消費税の弁護ばかり。

消費税を守る気は満々だが、国民を守る気はないらしい。

消費税は保育や介護などの社会保障のために使われる、だから仕方ない。

そう言われてきましたが、これはまやかしです。
くしぶちが強調したのは、「消費税は社会保障のために(ほぼ)使われていない」、

むしろ「大企業の減税の埋め合わせに、消費税が引き上げられてきた」ということ。
消費税がスタートした1989年から2016年までの経緯を見ると、消費税収が増えた分、法人税収が減っている。

消費税を引き上げ、法人税は引き下げられ続けてきたことが分かる。国民は賃金だだ下がり。

一方、毎年、資本家だけ、過去の最高利益を上げている。

それを大きく支えるのは消費税であることには変わりはない。
 二十五年のデフレ、そこにコロナの災害、そして戦争まで影響し、このような非常時のときは、積極財政で大胆に財政出動をして人々を救ってほしい。
くしぶちの訴えに、岸田総理からは、「消費税の減税は、私たちは考えません。」との答弁がありました。
生活が苦しいと感じている世帯の割合は、五四・四%、母子世帯では86.7%、ここまで増えている。

この状態に、コロナの災害が来て、戦争まで起こり、そして日用品の物価が上がっているのに、消費税すら下げない。
「これから岸田総理のことは、総理ではなく「鬼」と呼ばせていただきます!!」
 この名言は、当日夜の報道番組でも取り上げられ、ネットでも「そうだそうだ」「れいわの鬼退治」などと反響を呼びました。
 れいわの発議が世論を動かし、最近は野党各党も「消費減税」を語るようになりました。ただ、ほかの野党が訴えるのは「一時的減税」とか「5%まで」とか。中途半端で頼りない。

「消費税即刻廃止」を一貫して訴えてきたのはれいわだけ。 

「消費税を断固さげない鬼の岸田政権」か「少しだけ、一時的に下げる野党」か「即時ゼロを求めるれいわ」か、

来る参院選では声を合わせ争点化していきましょう!
今後ともよろしくお願いいたします。