長崎原爆の日

8月9日。長崎の平和祈念式典に参列し、
れいわ新選組を代表して献花させていただきました。

77年前の朝も、このような空が広がっていたのでしょうか。
すべての原爆犠牲者の方々へ心から哀悼の誠を捧げます。
長崎を、最後の被爆地に。

長崎市長が平和宣言で語った言葉を重く受け止めました。

「日本政府と国会議員に訴えます。
『戦争をしない』と決意した憲法を持つ国として、
国際社会のなかで、
平時からの平和外交を展開するリーダーシップを発揮してください」

「非核三原則を持つ国として、
『核共有』など核への依存を強める方向ではなく、
『北東アジア非核兵器地帯』構想のように
核に頼らない方向へ進む議論こそ、先導してください」

「そして唯一の戦争被爆国として、
核兵器禁止条約に署名、批准し、
核兵器のない世界を実現する推進力となることを求めます」

その後、爆心地から約500m、長崎原爆遺跡として
2016年に国に指定された旧城山国民学校の校舎を訪ねました。

熱戦に焼けた跡がそのまま残り、
リアルにその凄惨な様子が伝わってきます。
広島の原爆ドームと同じく、無数の叫びが聞こえてくるようでした。
当時1500名の子どもたちが通っていたそうです。

また、国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館を訪ねると、
おひとりお一人の直筆で、ズラリと被爆体験記集が保存され、
11万人以上の方々の被爆の実相が語られていました。

ここには原爆死没者名簿も納められており、
オバマ大統領も追悼に訪れたそうです。

核なき世界にむけて、核保有国は行動を!
心静かに犠牲者を悼みながら、つよく平和を希求しました。