【本会議】国は税金取りすぎ!国民は取られすぎ!


3月4日、本会議で会派を代表して、令和7年度予算案への反対討論を行いました。

まず、「今はまだ採決すべきではない」と断言。

理由は、まずは自民党の裏金問題が真相究明からほど遠いこと。
予算案の採決に関わる資格のない裏金議員が議場にいる。そして、それが国民生活を大きく左右するわけで、面の皮の厚さには驚きを通り越して怒りがこみあげてきます。

そして、この予算案が国民を救うものではないことです。
6年連続で過去最高の税収で、「国は税金取りすぎ、国民阿取られすぎ」です。消費税の廃止など大型減税はもちろん、個人給付もなし。倒産が相次いでいるのに中小企業対策は横ばいの極悪予算です。

日本には、お米を炊く煙がないのを見て税金を免除した「民のかまど」という逸話があります。

「お金を取るな、米を配れ」というのが、古墳時代から続く日本の政治の役割です。

れいわ新選組は、消費税の廃止、国民一律10万円給付、社会保険料引き下げの三本柱を中心とした組替え予算を提出しました。


今回の予算委員会は、「いかに国債を発行しないか」という空気にあふれていましたが、間違っています。

財源は経済成長です。国債を発行して、30年不況そしてコロナと物価高に苦しむ国民の「使えるお金」を増やし、需要を伸ばし、景気を回復させて、賃金も年金も上げていくことが絶対に必要です。

「れいわは無責任だ、財政が破綻するじゃないか」という声もありますが、日本の財政は破綻しません。財政と命、どっちが大事なのでしょうか。

本会議の壇上から、れいわの組替え予算に賛同することを求めて、討論を終えました。