【質問主意書】非核三原則について
11月11日の予算委員会で、私の質問に対して、高市総理が「非核三原則を堅持する」と明言しなかったこと、11月26日の党首討論では違う答弁をしたこと等について尋ねた質問主意書の政府答弁書が返ってきました。
まず、党首討論での答弁は、基本、ごまかしであったことが明らかです。
以下、記します。
★くしぶち万里の質問主意書(11月28日提出)はこちら↓
https://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_shitsumon.nsf/html/shitsumon/a219096.htm
(1)高市総理は非核三原則を堅持するか?
「現段階で、政府としては非核三原則を政策上の方針として堅持しております」
→「現段階で」と、今後の見直しに含みを持たせている点において、11月11日予算委員会でくしぶち万里の質問に対する答弁どおり。
(党首討論では、高市総理は「現段階で」と言及していませんでした)
(2)非核三原則の見直しを指示したのか?
予算委員会での総理答弁
「(戦略三文書の見直しは指示した)。見直しの書きぶりを申し上げる段階ではない」
党首討論での総理答弁
「明示的に見直しを指示した事実はない」
→いずれも正しい、との政府答弁書。ごまかし、ですね。
→質問主意書のなかで「明示的以外の見直しの指示や示唆があるか?」との問いには、答えをスルー。

(3)「国是」であると認識しているか?
「我が国は、非核三原則を国是として堅持している」
→このように回答しているものの、質問主意書で引用した過去の国会決議を引かず、なぜか、トランプ大統領当選に伴う政府の対応を聞かれた時の答弁書を引用。
高市内閣が主語ではありませんね。また、「国是」と「政策上の方針」の違いは何か?と聞いている部分については、答えをスルー。
4、被爆国として核実験や非核化構想に対する姿勢は?
「昭和51年の委員会決議で宮澤外務大臣が述べているとおりである」
→こちらは、過去の決議における大臣答弁を引いて「最善の努力を払う決意」、と述べている。

5、核兵器の「持ち込ませず」について
質問主意書:「持ち込ませず」というのは、核搭載艦船・航空機の寄港及び領海・領空の通過を含むのか?
→「非核三原則の下で、核兵器の我が国への持込みは認めていない」
質問主意書:岡田外務大臣答弁を引き継ぐ、というのは、緊急事態以外、平時においては認められない、ということか?
→11月26日党首討論の答弁の通り(2010年当時の岡田外務大臣答弁を引用)

以上、高市内閣において、非核三原則の見直しを検討していることが十分に読み取れる政府答弁書であり、唯一の戦争被爆国として、このことを許すわけにはいきません。
核抑止力による安全保障政策が破綻をしていることは、世界の現実を見れば、明らかです。
引き続き、追及していきます。



