茂木健一郎さんと考える

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9日、脳科学者の茂木健一郎さんの講演会に出席。ふだん、茂木さんには、月一回の「池田塾」で小林秀雄の作品の熟読を通じてお世話になっていますが、今日は、日本の政治や社会に対する危機感を共有する特別な機会でした。

日本全体が保守的になっているのは死の恐怖や不安が根底にあり、人々のこうした不安や恐怖を取り除くことがない限り、理知的なアプローチは心に届かない。この分析はその通りだと思いました。911テロ、原発事故と震災、中国の脅威。それらに対して、人々の安心感と安全を、もう一度構築していくための新しいしくみや環境が必要ですが、そのためには冷静な議論自体が阻まれてしまい、安倍総理のような情的なアプローチが支持を得てしまっています。

世界が不安だから日本も周回遅れで武力や軍需産業で国際社会と渡りあうのか、それとも、日本が独自に育んできた価値や経験や文化を源泉としたイノベーション力で産業をつくり人類社会に貢献していくのか、私は、後者の道に挑戦する人たちと現在未来を切り開きたいと思います。

アメリカでは、リベラルな政党や政治家に「産業」の裏付けがある点が、日本と大きく違います。
例えば、グーグル。新しい産業を牽引する企業が、リベラルな政治勢力としっかりつながって政権選択の可能な政治状況をつくりだしています。

今は愚直に、「信じる価値」を言い続けること。
このアドバイスに従って、明日からも、がんばろう!

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