多摩ニュータウンの再生

多摩ニュータウン3+

 

11月まで、パルテノン多摩にて、多摩市の昔ながらの風土やニュータウン開発の歴史について展示されています。いま、多摩市でも、公共施設の見直しはじめ再生事業の取り組みが行われていますが、日本の高度成長とともに歩んできたニュータウンの歴史を振り返ることは、これからのコミュニティやまちづくりを考えるにあたって、とても意義深いと思います。

多摩ニュータウン2+

 

私が現職時代に取り組んだことの柱のひとつは、「都市計画税」の使い道を変えることでした。2012年3月、衆議院予算委員会で初めて、その税の使途について、新しい施設をつくるためだけでなく、都市インフラの更新やバリアフリー化にも弾力的に使えるよう、国に要求しました。

それをきっかけに、今年8月、政府は運用指針を改定することになり、多摩市にとって積年の課題であった課題が前にすすむことになりました。積立されてきた約19億円(平成25年度末)という大きな額が基金が、多摩ニュータウン再生のために活用できることになります。

 

 

多摩ニュータウン

 

モノの豊かさを求めた時代から、健康や人とのつながりを大切にする時代へ幸せの価値感が変わるとき、自治体や市民を主体にしたニュータウン再生がすすむよう、引き続き、取りくんでいきます。