サンゴと県知事選

アオサンゴ2+

 中国のサンゴ密漁は本当にけしからんが、米軍基地建設によって壊される辺野古のサンゴにも、多くの人に注目してほしいと思います。世界一の規模を誇るアオサンゴが、ここには棲息しています。日本だけでなく、世界じゅうの財産になりうる場所。

メディア報道はすっかり、急遽浮上した年内の解散総選挙の話題ばかりになっていますが、

沖縄県知事選は11月16日を投票日として、いま、戦いが続けられています。辺野古移設に反対する翁長候補が、出馬にあたっての言葉がとても印象的でした。

「私は保守の政治家だ。保守は保守でも、"沖縄”の、保守政治家だ」。
保守とか革新を超えて、自ら、島をまもる、固い決意のあらわれだと思います。
そこに多くの人が結集しています。

自分たちのことは、自分たちが決める。

沖縄のことに限らず、いまの安倍政権は、この原則、つまり、国民が主権者であることをことごとく忘れていると思います。もしも、本当に総選挙になるならば、その点からみた安倍政権の一連の施策をしっかり問うて、大義のない選挙を、意義ある選挙にかえていきたいと思います。
沖縄の戦い、注目です。