農業と太陽光

西日本を中心とする豪雨災害の犠牲者が200名にものぼり、
心からご冥福をお祈りするとともに被災されたすべての皆様にお見舞い申し上げます。
いまだ行方不明の方々が一刻も早く救出されることを祈るばかりです。

今日は、群馬で農業セミナー@JA太田にて、ソーラーシェアリングの紹介。
終了後、農水省の再生可能エネルギー室長と一緒に設置されたばかりの
営農型メガソーラーを見てきました。

農地のうち、耕地だけれど遊休農地、そして、再生可能な荒廃農地、
これだけでも、10.4万ヘクタール。
東京ドーム20800個分の面積になる。

農家さんの自己申告による、いわゆる耕作放棄地は
全国で42.3万ヘクタールにもなる。
ドーム、84300個分だ。

これだけの農地が、後継者不足でこのまま失われていくのか、
それとも、地域再生の希望となるのか、
農家さんと話していると、今、その分水嶺にあることをつくづく実感する。

自然エネルギーを増やすことが、
日本の農業をまもり、
食につながり、
地域にお金が回って、
みんなの元気になる。

再エネ法がスタートして、ちょうど6年になるけれど、
エネルギーがエネルギーの話としてだけでなく、

人間が食べる、働く、
暮らすの根幹に再エネあり、
という時代に入りつつあると感じます。

とはいえ、まだまだ。
これから。