教育格差にNO!

3月に急遽、新型コロナ感染抑制を理由に、
小中学校が一斉休校となり、
4月には緊急事態宣言が出されたため、
子育て中のお父さんやお母さんから
子どもたちの学習の遅れを心配する声を多くいただきます。

先日、調布市の市民団体で行った
「オンライン学習」導入に関するアンケートの回答数は
1,454件だったそうです。関心の高さが伺えますね。
やはり、小中学校における導入をのぞむ声が多く散見されました。

9月入学の議論もいいけれど、それよりも今、
「教育の空白」を広げないよう、
こどもたちの学習の機会を
オンラインで確保する方が先ではないかと私は考えます。

日本は、コロナ以前の問題として、
基本的に、オンライン教育が遅れています。

子どもたちにPCやタブレット一台を提供するとともに、
どんな家庭でもwifi環境を整えられるよう公的支援するべきです。

日本の初等教育から高等教育における
国の公的支出割合(GDPに占める割合)は、
世界の先進国35カ国のなかで、
3年連続最下位で、2.9%という低さ。

子どもたちの間に教育格差と情報格差を生まない
努力を政治は惜しむべきではありません。

1454名の方から回答を得たアンケートは、
12日に、調布市の教育委員会、調布市長、
調布市市議会文教委員に提出されたそうです。

国が「人への投資」をする政治にしっかりと舵を切り、
子どもたちの学びと育ちを支えていけるよう、
私も働きかけていきます。