広島で各党討論会

今年も、広島へ。

78年目の「原爆の日」を前に、ICANや核兵器廃絶日本NGO連絡会が主催する、
討論会「核兵器廃絶へ 日本はいま何をすべきか」に、れいわ新選組を代表して参加いたしました。

ニューヨークから国連事務次長で、軍縮局トップの中満泉さんや、
カナダから被爆者のサーロ節子さんもいらっしゃり、数年ぶりの再会です。

= 討論会「核兵器廃絶へ 日本はいま何をすべきか」=

(登壇者・敬称略)
自民党:寺田稔
公明党:山口那津男
立憲民主党:長妻昭
維新の会:小野泰輔
共産党:志位和夫
国民民主党:玉木雄一郎
れいわ新選組:櫛渕万里  ※
社民党:福島みずほ

中満泉 国連事務次長・軍縮担当上級代表
サーロ節子 被爆者
遠藤あかり 核兵器廃絶日本NGO連絡会
司会:川崎哲 ICAN

核廃絶にむけて、国連と与野党の国会議員、市民社会がそろって討論する貴重な機会でした。
国会でも、これくらい忌憚ない議論をしたいものです。

5月に開催された広島サミットや核兵器禁止条約、NPTなどを、主なテーマに、
唯一の戦争被爆国である日本がなすべきことが話されました。

私からは、
ウクライナ戦争で核戦争の危機にある今こそ、核兵器の非人道性と被爆の実相を
世界に伝えていくべき。これが、核戦争を防ぐ抑止力である、と冒頭に強調。

しかし、先日開催されたG7広島サミットでは「核抑止力」が強くアピールされ、
被爆地広島を冒涜するものであり、東アジアや世界の緊張を高めかねない危険な流れです。

やるべきは、唯一の戦争被爆国として、
いかにウクライナ戦争を終わらせるのかという議論と、
核廃絶にむけた具体的な道筋をリードすることであった、として、以下3つの提案をしました。

1つは、NPT第6条の核軍縮交渉の完全な履行を求め、核の先制不使用の政策に日本は賛成表明をすること。

2つめは、日本が核兵器禁止条約を早期批准し、少なくともオブザーバー参加すること。

3つめは、核抑止論から脱却して「核に依存しない安全保障」の政策の議論を始めること。
この点、私は総理へ度々、予算委員会で「北東アジアの非核地帯構想」の議論をすすめることを提案しています。

特に北東アジアは、世界で核の脅威が最も集まる地域のひとつであるにもかかわらず、
6カ国協議もなくなり、安全保障問題について各国首脳の集まる共通の基盤がありません。

非核化を宣言した国々に対して、核保有国は攻撃や威嚇をしないという
法的な保証を確立させた条約はすでに世界で6つの地域で成立しているのを参考に、
こうした枠組みの議論を始めること自体が、地域の平和と安定を促す外交の一つになると考えます。

核兵器禁止条約の締約国会議へ、日本がオブザーバー参加することに同意していないのは、
自民党だけでした。

私は、昨年ウィーンで開かれた核兵器禁止条約の第一回締約国会議に出席しましたが、
日本が参加しなかったことは外交的失敗です。

米国と軍事同盟を結ぶオーストラリアやNATO加盟国の数カ国など、
同じ「核の傘」にいる国々もオブザーバー参加していました。日本が参加しない理由にはなりません。

今年11月に、米国のニューヨークで、第2回締約国会議が開かれる予定です。

引き続き、れいわ新選組として、日本政府の早期批准とオブザーバー参加を求めてまいります。

(91歳になられるサーロ節子さんとの再開、嬉しかったです!20年くらい前に、ギリシャの居酒屋で初めてお会いした時の話に花が咲きました。懐かしい。パワフルな言葉と情熱にいつも胸をうたれます)