公園で出会った子どもたち

週末の街宣活動、真っ青な空のもと強めの日差しにまだ顔が火照っています。
公園では、砂場で ”ながい池”をつくる少年に遭遇。

「なに造ってるの?」
「池。ながーくして、深いやつ。」
「どこかで見たの?」
「ううん、水をずんずん吸って大きくなっていくんだよ。」
「水はどこから?」
「やっちゃんが水を運ぶの。」

ボトルの水を運んできたやっちゃんは、私の顔を見るなり、なぜか、
「待機児童って、ボク知ってるよー。保育園があふれて虐待になるやつぅ」と。

あながち、間違っていない。驚く。

待機児童対策として規制緩和して定員増やした結果、事故につながるケースなどそう言える。
直感的にわかっているのか、
子どもなりに子どものニュースをいつも気にかけ、
待機児童や虐待のワードがたまたま続けて出てきたのか。

いずれにしても、どれだけ悲しい社会に子どもたちを置いているのか自問が止まない。

シンプルな砂場は、最も自由でクリエイティブな場といわれている。
砂や泥でつくる城や団子、つくるもの壊すもの、なんでも想像力の固まりである。

なによりも、感触。指先から伝わる温度や重さが、脳を刺激するそう。
そんな、のびのびと成長する場で(だからこそ)、
子どもの豊かな育ちを根幹に据えた社会をつくりたい。

世界一、子育てしやすい国をめざす。あらためて、決意した一日でした。

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