一夜明けて

永山+

大荒れの臨時国会が2日延長の末に閉会して、週明け最初は、永山駅にて。

国会周辺を取り巻く国民のあれだけの反対と、国連等からの懸念を押し切って、特定秘密保護法が可決成立してしまいました。

皆さんが、二度の国政選挙を経て、ねじれの解消した国会に期待したものは、巨大与党が、強硬姿勢で、国民の声や野党の求める審議を無視し、国民の知る権利や自由を制限しかねない法律を通すことではなかったはずです。

外交や安全保障上の国家機密を保持するのは当然のことですが、それは厳密な範囲の設定やルールが必要であり、独立したチェック機関とセットでなければなりません。

今回の法律は、官僚の統制を強める懸念がぬぐえません。現行法の廃止を求めていくとともに、行政の透明化のルールがこれまで以上に急務になったと思います。