代表選にあたって

細野出陣式+
細野豪志候補の出陣式。(隣りは、参院議員の羽田雄一郎選対本部長)

民主党の代表選が、7日告示されました。党員・サポーターと地方議員は16日投票必着、国会議員投票は18日となります。同日に、臨時党大会が開かれ、新代表が決定する予定です。

私は、細野豪志候補を応援することに決めました。

国民の選択肢になり得る政党として党再生できるかどうか、ラストチャンスの決戦です。今回、総選挙の結果で明らかなように、民主党への信頼はまったく回復していませんでした。国政選挙で、連続して3度目の敗北です。

その要因について、私は、過去の失敗を率直に認めて自らの反省の上に立ち、組織文化を変えていく姿勢が国民にみえていない、ゆえに、理念や新しい党綱領を掲げても浸透せず、どんなにいい政策を掲げても党全体に実行力がないと判断されてきたと思います。過去の連続線上に党再生はありません。

細野候補が、いちばん厳しく過去の失敗に向きあい、新しい民主党の改革の旗を掲げていると思います。党内ガバナンスに問題があったことの反省に立ち、熟議の末には一枚岩になることに加え、若手の人材を育て、寛容で、支えあう組織として党再建を掲げる姿勢に共鳴します。さらに、3.11以来、逃げずに、福島へ50回以上にわたり通い続けて、被災地の人から信頼の寄せられる政治家であることも大きな理由です。民主党は、あのとき、政権与党として直面した経験と教訓を、日本の未来につなげる責任があると思ってきました。その一つとして、再生エネルギーを拡大して、電力の地産地消による脱原発を実現するという公約を実行し、国内外に、我が国の変化を示すリーダーとして先頭に立ってほしいと思います。

代表選での戦い、敵は安倍自民党です。
ここ数日、昨年の総選挙前の内輪話がメディアで取り上げられていますが、衆議院選で一人でも多く党の仲間を増やすために、他党候補の乱立を避ける戦術を提案するのは当然だと思います。実際に、私の選挙区では、事前調査でこちらが維新の党に大きくリードしていたにもかかわらず、党調整に至らず、野党共倒れに終わりました。結果はすべて自分の責任ですが、国民に対して、与党の巨大化を食い止める選択肢を示せなかったことは申し訳ないと思います。全国にそうした選挙区がいくつもあります。

自民党は一本の道しかないとするのに対して、民主党は多様な道を力にする。
議論を軽視する安倍政権に対して、民主主義と立憲主義をまもり、「多様性ある社会」を実現していくことこそ、日本の強さになると、これまでも訴えてきた細野候補の主張に共感します。

日本の未来に、「細野代表」が必要です。よろしくお願いします。

20150110 hosono

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