香港に自由を。

この「バウヒニア」と呼ばれる花は、香港を象徴するもの。
1965年に香港市花として選ばれ、「香港蘭」とも呼ばれ香港人に愛されている花です。

中国の全国人民代表委員会で、香港に「国家安全法」を整備することが決定されてしまいました。強く抗議します。

50年間約束された「一国二制度」が踏みにじられ、香港市民の言論の自由や人権、法の支配が奪われかねません。

香港が中国に返還されたのは1997年。私は、その直後に何度も香港を訪れました。友人も大勢います。あの自由でエネルギッシュな香港が、昨年来、急激に姿を変えている様子を黙ってみていることができません。

各国政府や国際社会は次々と抗議声明を出しています。

日本政府も、民主主義国家として強く抗議すべきです。

自由と民主主義、人権は、
人類の普遍的な価値であり、
それらを守る主張は、
決して、中国への内政干渉にはあたらないと考えます。

日本はアジアで最初の民主主義国家として、
香港の人々を支え、連帯し、
自らも民主主義をさらに深化させる国として
行動することを強く求めたいと思います。