米軍との銃撃戦がここで

8月15日を前に、三鷹市大沢の高台にある、調布飛行場はじめ首都東京を守るための高射砲陣地跡を訪ねてきました。

私は知らなかったのですが、ある史実を地域の方に教えていただきました。

ここで、1945年2月17日に壮烈な戦闘があり、4名の隊員が亡くなっています。先の太平洋戦争で、沖縄の本土決戦よりも前に、首都東京で米軍との交戦により命を落とした方々がいたことになります。

上記の写真が、高射砲の台座です。

平和を希求するために保存されており、調布隊の戦友会の方によって平和を祈念する碑が建立されています。当時の三鷹市長であった鈴木平三郎氏が土地を買取り、現在は、椎の実子どもの家という保育園の敷地内にあります。

毎年、2月17日と8月15日の慰霊祭には園児も参加しているそうです。

戦績や歴史を保存し語り継いでいくことの大切さを、あらためて、痛感しました。

昨今、歴史を歪めたり、公文書が破棄するるなどが横行していますが、あってはならないことです。

戦争の恐ろしさや地域の歴史を心に刻み、犠牲者を深く追悼し、平和を守り抜く努力を続けることを誓います。