衆院選に挑みます②

わたしが初めて政治を志してから、13年が経ちました。
政治にかける思いを少しお話したいと思います。

初志にあるように、
国際NGOピースボートで17年間働きながら感じたこと、
それは、

当時の日本で、10年連続で自殺者が年間3万人を超えたり、
年収200万円以下の人が1000万人を超えて貧困化が進む現実と、
世界全体の2人に一人が1日2ドル以下の生活を強いられている現状には、
国を越えてつながる問題があるのではないかと
感じたことが大きなきっかけでした。

いわゆるグローバル経済の負の部分を、
国内でも海外でも目の当たりにし、
人間の尊厳を踏みにじって金儲けに突き進む経済構造や
不条理な世の中を変えたいと思いました。

人間はモノではないし、数字ではありません。

本来、経済というのは人間の暮らしのためにあり、
市場は新しい創造力へつながる場であったはずです。

さらなる自由競争と効率ばかりを優先するのではなく、
ひとり一人の名前や家族、人生や夢が育まれる、
人間の顔をした経済と社会を取りもどして、
いのちを大切にする、
環境と調和した持続可能な社会を創りたい。

生きているだけで価値がある社会は、
こうした社会をベースに必ず創造できると信じています。

経済成長率(GDP)のみを豊かさの指標とするのではなく、
どれだけ健康で幸せかという指標こそが
必要な時代と言われて久しいです。

実は、わたしが国会議員時代、
民主党政権でこの幸せ指標づくりを進めていました。
3.11に直面し、さらにその必要性は高まっていました。
しかし、残念ながら、党の分裂と政権下野したことで、
それ以来、自民党政権からも野党からも、
その声は聞こてきません。

コロナ災害を経て、いまこそ、
こうした国づくりに、しっかりと舵を切るときです。

この国に生きる
すべての人が幸せになれる社会を実現するため、
どうか私を国会に送り込んでください。

全身全霊をかけて衆院選を戦い抜いていきます。