ようやく臨時国会スタート

いよいよ、臨時国会が始まりました。
参議院選挙から約3か月経って、ようやくの国会召集です。

このかん、円安・物価高の進行など、
国民生活を直撃する課題が増していたにもかかわらず、
政府・与党は一向に向き合いませんでした。

国会を開けば、旧統一教会と自民党との長年の癒着や、
「国葬」を仲間内の議論だけで強行したことなど、
野党から厳しい追及を受けることが明らかだったからでしょう。

本日行われた、岸田首相の所信表明も、
まったく熱意が感じられず、国民の生活を救うには程遠いものでした。

「日本経済の再生が最優先の課題」とは言うものの、
中身はこれまでの対策と同じような政策の羅列にすぎません。

「10月中に総合経済対策を取りまとめ、何としてもこの物価高から国民生活と事業活動を守り抜きます」とありましたが、
それを裏付ける補正予算はまだまだ時間がかかるようです。

選挙が終わってからの夏の間、いったい何をしていたのでしょうか。

25年のデフレとコロナ、ウクライナの戦争の影響という、
いわば三重苦ともいえる、
国民の苦境に寄り添っているとは、とても思えません。

他の野党にも期待できません。

先日、立憲民主党と日本維新の会は、
6項目を中心とする国会内での共闘を発表しました。

しかしその中には、「消費税減税」は含まれていません。
すでに、先の国会で議員立法を提出し、
参議院選挙でも公約として掲げていた、
「消費税5%引き下げ」はまるで関心にないようです。

国民生活を救うため、最低でも5%減税は絶対であるとして、
消費税廃止を主張するれいわ新選組が主導して、
野党間で取りまとめた法案です。

この法案さえ、与党はおろか、野党間で最優先にできないようでは、
国民生活も経済も再生させることはできません。

れいわ新選組は、山本太郎代表を先頭に、
「何があっても心配するな。」と言える国を目指し、
新たに8名の国会議員と力を合わせて、
今国会も頑張ってまいります。

皆様、よろしくお願いいたします。