秘密保護法案の反対！

今週は、この臨時国会で強行に成立されようとしている特定秘密保護法案の反対と対案5法案の徹底審議を求めて、連日街頭で訴えています。昨日5日の夕方、参議院の委員会で強行採決されてしまいました。今日6日昼の本会議で可決成立されてしまうかどうか、瀬戸際です。今回の法案の中身に対して、国内の各界からも国連からも、大きいな疑問と懸念の声が出ています。

一昨日、12月4日は東日本大震災から1000日目でした。復興や汚染水、急ぐべき課題が山程ありながら、秘密保護法案をここまで強行しようとする自民党の姿勢は異様です。

5日、朝起きて、驚きました。私たちが寝ているあいだに参議院の野党委員長が解任されて、本会議が明け方まで続いていたとは。これも、会期中に残りの法案を仕上げて、秘密保護法案を通すため。国会「会期」をなくし、一年中審議の可能な「通年国会」とすべきです！

ねじれ解消した臨時国会の会期末、6日。今朝はいつもよりも長く街頭演説を行いました。問題は、連日にわたる国会運営の強行ぶりや秘密法案だけではありません。介護保険制度の根本理念である「共助」の考え方を覆す社会保障プログラム法も可決成立。また、国会大荒れの裏で、安倍政権は民主党政権の決めた「30年代原発ゼロ」の方針を180度転換させるエネルギー基本計画案を策定し、それが昨日発表されました。